まめ柿は新潟の佐渡生まれ。
平核無(ひらたねなし)という、ごくごく普通の種なし柿の畑で、発見された。
枝変わり品種である。
それまでも、盆栽など、観賞用の小さいサイズの柿は存在した。
だが、食べることが出来る小さな柿は存在しなかった。
サイズこそ小さいけれど、甘みが強く、糖度は20度を超える。
岐阜の小倉さんから初めて入荷して、しばらく販売した後、
「皮剥かないで、そのまま食べれんじゃね?」という勢いで食べてみたら、食べることが出来た。
ミニトマトの皮くらいの食感だろうか。
大きくなると、少し硬くなり、りんごの皮くらいだ。
毎日、物珍しそうに眺めるお客様が後を絶たない。
今日、店頭で販売していたら、「天ぷらにしてもらうんです。」とご購入するお客様がいらした。
びっくりしたが、すぐに美味しそうだと受け止め方が変わった。
以前、山梨の親戚の家で、枯露柿こと、干し柿の天ぷらを食べたことがある。
甘いものに衣をつけて揚げると、意外にも美味しいのだ。
やわらかくなったものと、まだしっかりしたものの両方を買って行かれた。
手土産にはもちろん良いのだけれど、なるほど、加熱して天ぷらか!と思うのだった。