奇跡の和栗、ぽろたんが入荷した。
研究開発の過程で偶然生まれた和栗。
日本栗の特徴は、渋皮が剥けないこと。
日本特有の湿度の高い気候では、イタリアや中国など、渋皮が剥ける栗を導入しても、渋皮が剥けなくなる。
だから、日本は、筋金入りの渋皮が剥けない栗の国だった。
茨城の国の育種機関である農研機構で偶然生まれたぽろたんは、加熱された熱い状態であれば、渋皮がぽろっと剥ける。
固い鬼皮に切れ目を入れ、トースターや電子レンジで温めると、熱いうちは気持ちよく渋皮が剥ける。
気候が合う地域と合わない地域があるようで、収穫が始まって、成木になって少しすると、渋皮の色素が栗の実に沈着するような症状が現れる。
それを目にすると『傷んでいる』と思う。
試しに私が食べてみたところ、食味に違和感はなく、美味しかった。
ただ、お客様にとっては、そうも行かないだろう。
岐阜の恵那は、栗のブランド産地。
最大の害虫であるクリタマバチも絶滅したと考えられていて、虫害が少ない。
栽培中も、栽培後も、農薬不使用で栽培できるようで、とても良い栗が入荷した。
ただ、糖分が多く、鬼皮に染み出てきて、カビが発生しやすい。
こちらは、中身は無事なことが多いので、切れ目を入れる時に判断してもらうと良い。
ぐしゃっと切れ目が入る栗は、傷んでいることが多い。
水分がじゅわっと出てしまうこともある。
こちらは完全に傷んでいる。
食味はとても良く、ほくほくとして甘い。
今年は特に数に限りがあるので、あるうちにぜひお試しいただきたい。
ぽろっと渋皮が剥けて、気持ちが良い。

■ぽろたん栗 岐阜県産 約300g 3240円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/481021.html