ゆず、すだち、かぼす、etc…。
日本独自の香りや酸味を楽しむ柑橘。
レモンやその原種であるライムなどを含めて“香酸柑橘”と呼ぶ。
香酸柑橘の中でも、今回ご紹介したいのは“へべす”。
宮崎独自の香酸柑橘で、江戸末期に発見された。
長曾我部 平兵衛さんが、自身の山で、香りのよい木酢(きず)※を発見し、軒先に植えたのが始まりだそう。
平兵衛さんの名前にちなんで“へべす”と現在では呼ばれている。
私が良いなと思ったのは、
1.皮が薄い
2.種がない(少ない)
3.果汁が多い
という3点。
香りや風味は、ゆずとは違うのは分かるが、すだちとかぼすとは、正直、あまり変わらない。
まろやかだとか、酸味が弱いとか強いとか、評価されているが、鮮度や畑でも違うので、個人的には、なんとも言えないと思っている。
ビタミンCが多いのはもちろん、必須アミノ酸が多く含まれていることも、特筆に値する。
必須アミノ酸は、人体が必要とする20数種類のアミノ酸のうち、体内で生成できず、食品から摂取しなければならないアミノ酸のこと。
・スレオニン
・バリン
・メチオニン
・イソロイシン
・ロイシン
・フェニルアラニン
・リジン
・ヒスチジン
・トリプトファン
と9種類あって、そのうち、トリプトファン以外の8種類が含まれている。
その他のアミノ酸も、アルギニン、アスパラギン酸なども含まれていて、機能性が高い。
とても使いやすい香酸柑橘なので、ぜひ使ってみて欲しい。
焼いた野菜や魚、肉に、スライスしたへべすを添えるだけでも風味が入って美味しい。
