二子玉川駅直結のアーケードで行われる都市型マルシェ。
物流には少し苦労するのだけれども、地理的に、本陣である銀座からも少し離れ、会社の今後を見極めるためにも、良い場所だと思っている。

今日は8月のふたこ座マルシェの初日にあたり、私も参加した。
勝どきの太陽のマルシェは週末の土日二日間だけの実施だが、ふたこ座マルシェは1週間続く。
私はそれなりに身が塞がっていることもあり、どちらのマルシェも一日だけの参加になる。
それでも、直に、お客様とお話しする貴重な場で、とてもためになるし、楽しい。
孤独な時間も確かにあるのだけれども。

11時に開店。
巨大なアーケードの下、マルシェの周囲を囲ったテープが撤去される。
最初のお客様は欧米の方だった。
「this is a very beautiful apple, most beautiful apple that I’ve ever seen.」と激賞いただき、2玉、シナノリップをお買い上げいただいた。
外観だけではなく、中身も美味しいりんごだ。
りんごは、寒さに当たらないと赤くならない。
そんな常識を覆した異例のりんごが、シナノリップだ。
8月上旬の、この暑さの中でも、赤く染まり、甘い、常識はずれのりんご。

少し前まで、”リンゴ長果25”というコードネームしかなかった。
2018年に”シナノリップ”として品種登録され、2年くらい前からやっと出回るようになった。
幸先が良いぞ、と思ったものの、しばらくお客様に恵まれず。
油断していたら、「大森さん…!?」と通り過ぎようとした女性客がマスクを取ってこちらに近づいてきた。
りょくけん松屋銀座店オープン時の元スタッフさん。
もっと言えば、SKIPの元スタッフさんだった。

「いや、りょくけんみたいなものを売ってるなあと思ってみたら、りょくけんで、見たら、大森さんだったから!」
陳列を直して、買い物もたくさんしてくれ、接客までしてくださった。
有難い事である。
そこから少し運気が良くなり、ワッサーやネクタリンが好調に販売できた。

お持ちしたものは、
・長野県産 ワッサー
・長野県産 スイートネクタリン
・長野県産 プルーン
・長野県産 ナガノパープルぶどう
・山梨県産 桃
・北海道産 いちごトマト
他に、長野の幸水梨も手配していたのだけれど、物流がうまく行かず、届いていなかった。
ちょうど、休暇で、長野に行っていた方が多かったようで、「こないだ長野に行ってて…。美味しかったの~」というお声を多数頂戴した。
ネクタリンもワッサーも届いたばかりだから、まだ少し固めだったのに、好調に売り上げた。
「固めが好きなの。」というお声も多かった。
「あんずは無いの?」というお声もいくつか。
あんずの産地は、長野でも限られる。
梅寄りのくだもので、酸味が強く、あまり生食に向かないのだが、最近は、カナダ生まれの生食用品種“ハーコット”や長野オリジナルの”信州大実”などが出てきている。
旬が6月なので、私も欲しいと思っているラインナップだ。

また少し時間が空いたところで、再び別のりょくけん松屋銀座店元スタッフさんが訪ねてくださった。
「こっちは(銀座よりも)近いので~」と。
体調が理由で退職された。
完治はしていないのが、すぐに分かった…。
しばらくお互いの近況報告。
ありがたいことに、そうしていると、再び混雑。
いつの間にかいらっしゃらなくなったが、一息ついたところで、再登場。
差し入れまでいただいた上に、お買い物もしてくださった。
本当に有難い。

私の読みは完全に外れ、ワッサーとスイートネクタリン、プルーンは早々に完売。
長野に親しみを感じる方やルーツがある方がとても多いのが分かった。
用意した試食もなくなり、商品量も、ラインナップも少なくなってしまったので、売価で打ち出す方向に転換。
幸い、人通りがとても多いので、売価で打ち出す作戦は功を奏した。
用意したチラシも尽きてしまい、“知名度を上げる”という目的はあまり果たせなかったかもしれない。

↑夜は天井から、ライトアップも
それでも実りの多い一日だった。
来月も催されることが発表されたので、申し込む予定である。
先月は、審査を通過できなかった。
来月、9月はどうかな?