鹿児島県の先端に指宿(いぶすき)という町がある。
その隣に、山川(やまがわ)という地域がある。
指宿は砂の土地が特徴的で、山川は赤土のガラガラの土目が特徴。

漁港もあり、鰹節の加工で隆盛だった。

現在は、活火山の開聞岳の地熱を利用した地熱発電や温泉、野菜くだもののハウス栽培などが注目されている。
合併により、今は指宿と同じ市になったものの、話していると、やっぱり山川には山川の矜持を、農家さんに感じることが多い。
その山川に、20種類ほどのマンゴーを栽培する女性農家がいる。
十数年前、マンゴー好きな私は、直接訪ねて、色々話を伺った(具体的には、アルフォンソマンゴーが欲しくてお邪魔した)。

その時、私が着目したもう一つのフルーツが、大玉のライチだ。
「チャカパットだと思うけど、もう分からない。」
亡くなった先代が、植えた樹で、記録がなく、分からないのだと言う。
当時、苗が手に入る大玉のライチは、台湾の玉荷苞とタイのチャカパットのみ。
殻を破るとじゅわっと水分がほとばしる玉荷苞とは、どうやら違う。
果肉がぎゅっとして、玉荷苞に比べると少ししっかりしている。
でも、とても甘くて美味。
毎年、とれるか否か、あまり見通せないのだけれども…。
昨年2025年は、収穫できず。

今年は、熟度がまばらで、一斉収穫ができず、少しずつ入荷した。
出荷やコントロール担当を、今期もどぎまぎさせたかもしれない。
宮崎や高知など、だんだんとチャカパットの栽培は増えている。
生の国産ライチの美味しさ。
少しでも周知していけたらなと思う。