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ジュース ふたこ座マルシェ

二子玉川のマルシェへ。

ふたこ座マルシェが行われる二子玉川の駅は、会社からもお店からも、自宅からもそこそこの距離がある。
電車の駅の目の前のアーケードだから、私だけが行くのであれば良いけれど、販売するものも持ち込む必要がある。
駐車場を検索してみたところ、駅前はさすがに高いけれど、少し離れると、1日の上限料金の設定もあり、千円台で1日停められるところがある。

これならば、車で運び込むのが良さそうだと判断。

だが、都心の真ん中を横断する必要があり、渋滞がひどかった。
10時半までには現地に着きたかったが、辿り着けなかった。

駐車場は、閑静な住宅地の中にあり、一台だけ空きがあり、ほっとした。
台車に荷物を載せ、いざ駅まで移動。

これが世田谷というものか、と素敵な一軒家や、デザイナーズマンションというのだろうか、これまた素敵な外観の、さほど大きくないマンションが続いていた。

数日前に、二子玉川の商業施設ライズが3年連続最高の売上だったという記事を見た。

このあたりにお住いの方に支えられているのだろうなあ。

ーなんて思った。

野菜くだものは、毎日食べて欲しいもの。
だから住と食が近い方が良いはずなのだ。

初めて歩く道。
キョロキョロしながら、歩いてしまった。
駅までほぼ一本道なのに。

学校もあれば、ぶどう畑もあった。

突如として、現れる巨大建造物が、二子玉川駅とそれに付随する商業施設群。
ここにきて、道がまっすぐではないのも面白い。

道間違えたかなあ…。

そう思ったら、駅に辿り着き、そこから続く巨大アーケード“ガレリア”に着いた。

当然、マルシェは始まっている。
担当の方とすぐに目が合い、ちょこんと謝った。
割と道のりがあったので、額に汗がにじんでいた。

「大丈夫ですか、暑かったですよねえ。」

遅刻してしまったのに、労われてしまった。

そこから急いで陳列。
1時間ほど、ロスしてしまった。

気づくと、前回、4月末に来た時よりも、なんだか人通りが多い。
しかも、通勤・通学客だけでなく、明らかに、興味を持って、商品を見ている方が多い。

6月は暑いだろうから、と青果はいちごトマトだけに限定。
ジュースをフルラインナップでお持ちした。

試しに飲んでいただくと「どれも美味しい…!」と言っていただける。
楽しくなってしまった。

今日は、世田谷区の保健所の査察もあり、担当の3人の方から、一括表示やPOPのNGがないかチェックが入った。
このあたりは、普段から百貨店やお取引先から鍛えられているので、まず問題ない。
特殊な定規で、文字の大きさをチェックされているのを見て、少しだけドキドキしたけれど。
りょくけんのジュースは入れ込む情報が多いので、最小フォント8ptギリギリだからだ。

もちろん無事に無罪放免だった。

「カベルネの、、これはジュースですか?」
「あ、ほんとだ、すごい香り。」
「うわあーにんじん。すごいにんじん…!でもあまい~これなら、お子さんでも、にんじん好きになりそう。」
「うわ、濃い、甘い。」
「あ、でもこれでも全然…!」
「うん、良いね。これ良いかも。」
「そのバンダナで思い出しました、銀座の、松屋に出てますよね。」
「先月も来ました~」
「いちごトマト?これがすっごい美味しくて~」
「うん、がんばって!」

銀座のお店はとても大事。
だけれど、こうやって外へ出て行くのも同じように大事だと思っている。
お客様の言葉をひとつひとつかみしめながら、19時までを過ごした。

一様に笑顔になっていく。
おいしいは、しあわせなのだ。

ジュースを冷やすために持ち込んだ氷が、すっかり溶けたので、捨てる場所を探しに、一歩、商業施設に足を踏み入れた。
品のある店構えに、地下には、青果なのにキラキラした、店が連なっていた。

うわあ、やばいな、二子玉川。

19時までがマルシェ。
そこから、片付けを始め、再び、住宅街を通り抜けて駐車場へ。
信号待ちをしていると、けたたましい音がそこかしこから鳴った。

緊急地震速報だった。

たしかに地面に立っていても揺れているのを感じた。
幸い、あまり被害はなさそう。

車の中で、西武ライオンズのセ・パ交流戦優勝をラジオで聞き届けた。
西武ファンのスタッフさんが思い浮かぶ。
喜んでいるだろうな。
地味に。

私は、、、くたくたであった。
何気に。