春野菜。
二つ目のカテゴリーは、芽吹きの野菜。
アスパラガスやたけのこ、うど、そして山菜たち。
芽吹くためのエネルギーが豊富で、その名の由来となったアスパラギン酸を含むアスパラガスや山うどは、冬の寒さに耐え忍んだ体を“起こす”作用があると言う。
山うどにも、アスパラギン酸が多く含まれている。
株からにょきにょきと出る様は、アスパラガスによく似ている。
アスパラガスも、“西洋うど”と呼ばれていたので、日本人のネーミングセンスはなかなかのものだと思う。
2.芽吹きの野菜。
たけのこも、アミノ酸が豊富だ。
チロシンと呼ばれるうまみ成分がそれだ。
収穫後、だんだんと繊維質が固まり、竹になっていくため、鮮度が大事になる。
掘って、ある程度、間引きして地中の酸素を不足させないようにするのと、やっぱり光が当たるようにしないと、翌年は生りづらくなる。
近年、人手が足らず、放置された竹林では、たけのこが出ないようになっているのだとか。
京都のように、ブランド産地になっているところは、しっかりと手が入っているようだ。
また、地元に旅館や食事処が多いところは、消費先が確保されており、維持されているような気がする。
たけのこを茹でるのが一苦労と思われがちだが、穂先と根元をがっと切って(鍋に入る大きさに処理して)、40分~1時間茹でれば良い。
良い産地のものは、アクも少ないので、やれ、ぬかだとか、やれ鷹の爪だとか、あまり必要がない。
たけのこもうども山菜のひとつだが、りょくけんではその他にも山の恵みが多種多様に入る。
山の産地が多いからだ。
ふきのとう、こごみ、タラの芽、せり、三つ葉。
4月中にはこれらの山菜が、奈良県、新潟県、秋田県から届く。
天然の山菜は、野趣にあふれ、とても美味しい。
ただ、天然なので、とれるかとれないは、その時次第。
芽を吹くエネルギーにあふれた春野菜。
ぜひ、生活に取り入れて欲しい。