じゃがいもや玉ねぎ、にんじんも、簡略化すれば、すべて野菜室のほうが良い。
玉ねぎは常温でも大丈夫だが、風通しの良い、日の当たらない、温度変化の少ない場所で保管する。
品種にもよる。
新玉ねぎとか、サラダ玉ねぎ、とかいろいろの名前で呼ばれるが、水分の多い春の玉ねぎは、絶対、野菜室。
10月くらいから始まる固くしっかりした晩生の品種は、常温も可能。
ただ、前述のとおり、できれば一定の低温である野菜室に保管したほうが、1か月近く日持ちする。
カットした玉ねぎもラップで切り口をぴったりと包めば、晩生の玉ねぎ≒冬の玉ねぎであれば、2~3週間大丈夫だ。
黒いススは、洗えば落ちる。 |
黒いススが皮と皮の間や、皮の表面につくことがある。
有機栽培の玉ねぎにはしょっちゅう見られる症状で、農薬を減らしている故で、気味悪がられるが、ゆるくなっていなければ、洗って落ちるので問題ない。
芯の部分から半透明になっていたり、とろけが出ている場合は、風味も悪くなっているので、やめたほうが良い。
少し根っこが出始めた。この程度であれば、なんら問題なく食べられる。 |
玉ねぎは球根なので、春を迎えると当然、根も出始め、芽も出る。
玉ねぎの場合、芽には毒もないので、実際のところ、食べても問題ない。
ただ、芯の部分から栄養分を摂って芽をだすので、芯のあたりがやっぱり傷むので、カットしてみて判断したい。