にんじんは、常温保存は向かない。
土付きの人参であれば、可能性があるが、現代、流通しているほとんどのにんじんが洗いにんじんだ。
”洗い”にんじんと書いてしまったが、実は、表面の薄い皮をたわしのようなもので、剥いている。
細かい傷がついたにんじんは、どうしても日持ちが悪くなる。
一見、とってもきれい。ただ、表面の皮をむいているので、細かい傷が残り、日持ちは悪くなる。にんじんは、根菜の中でも、冷蔵保管が適正(水気をふいて)。 |
新聞紙やビニールに入れて、野菜室に保管し、夏なら1週間、冬でも2週間程度で使い切りたい。
その際、一番の大敵は、水気。
水が付いているとそこから菌が繁殖して、もれなく傷む。
そう考えると、ビニールではなく、新聞紙に包むほうがベターか。
冷たい風に当たって、局所的に表面が黒くなることも多々。
ピーラーなどで剥けば、内部は大丈夫なことがあるが、直接風が当たらないように工夫したい。
水気を吹き上げ、野菜室で保管。
春や夏は日持ちが悪いので注意したい。