プルーンの皮の色や大きさ、収穫適期は、品種によって大きく異なる。 写真の色より浅くても、完熟になる品種もある。 |
お迎え当番で、息子たちをそれぞれピックアップした後、夕食を作っていると、長男が寄ってきた。
「給食のデザートにプルーンが出た。」
との報告。
お、やばい。
普通に流通されているプルーンを食べさせてしまったか…。
昔、安芸さんのプルーンを食べさせたことがあるが、覚えていないだろう。
「どうだった?」
「かたかった。」
そうであろう。
「あとすっぱかった。」
さもありなん。
「明日もお迎えだから、とーちゃんの会社のプルーンをちゃんと食べさせちゃる。」
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店長のご厚意で、はじいたやわらかめのプルーンを持って帰させてもらった。
「ちゃんとしたプルーンの味を知ってもらってください。」
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息子たちをそれぞれピックアップした後、夕食を作る間、3人ともソファに座って録画してあった番組を見ている。
少し小さくカットして3人の口に持って行った。
「なにこれ?」と言いながらも3人とも食べていく。
「おいしいー」
「きゅうしょくのとぜんぜんちがう。」
「やわらかーい」
「ぶどうみたい」
「もっとたべたーい」
「これが、本当のプルーンの味だから!」
プルーンは鉄分も豊富で、ビタミン類を多く含む。
ただし、未熟なプルーンは硬くて酸っぱくて本当に美味しくない。
木の上で完熟させてから食べるプルーンはとっても美味しい。
やわらかくさせてから収穫したものでも、日持ちが悪い、ということもない。
冷蔵庫で1週間は日持ちする。
もっと評価されて良い美味しいくだものだと思う。