3日目も3品種。
ケント、パルマ―、マンサニーヨの三つだ。
ケントKentは、メキシコマンゴーの代表格。
最近はあまり見られなくなったが、日本に盛んに輸入された品種だ。
緑から黄色、全体的に赤みをもつマンゴーだ。
今回入手したものは、やや小ぶりだったが、外れのない王道の美味しさだった。
糖度も高い。
パルマ―Palmerは、緑と赤が半々くらい。
大ぶりのサイズ。
が、9つの中で最も糖度が低く、少々期待外れのお味だった。
マンサニーヨManzanilloは、まるっとした形状で、全体的に赤みが広がったマンゴー。
スペイン語でmanzanaは、りんごの意味。
オリーブの品種でも同名称がある。
その場合、日本語では、マンザニーロと表記される場合が多い。
メキシコやキューバに同名の都市も存在する。
食べてみると、これまた美味しい。
糖度も高く、果肉が厚い。
また、種が小さく食べるところが非常に多い。
なじみがない品種ではあるが、食味やサイズもやや小ぶりなので、取り扱いしやすい品種かもしれない。
以上、今年に入って、アーウィン、キーツ、台農、リペンス、バレンシアプライド、玉文、ヘイデン、ファンダイク、チョカナン、ケント、パルマ―、マンサニーヨ 13種類を食べてみた。
マンゴーは、文献によっては、世界に800品種~1000品種はあるといわれるくらい様々な品種がある。
。
世界的にはインドがリードするようだが、アメリカや台湾、タイの品種が日本では評価されやすいのではないかと考える。
次年度に向けて、いろいろと考えていきたい。