ここのところ、国産のチーズをよく見かけるようになった。
少し前まで、日本のチーズの主力はプロセスチーズだった。
国産、あるいは諸外国から輸入したチーズを加工し、日持ちを向上させたのがプロセスチーズだ。
味は単調で、こどものチーズ嫌いを助長させる原因となっていたのではないかと思う。
チーズの産地と言えば、日本では、酪農王国である北海道産が多い。
よく見かける国産チーズも、北海道産が圧倒的。
二番目に大きい都道府県である、岩手県も多い。
東京産も最近見かける。
種類も多い。
フランス産のナチュラルチーズの代名詞的存在だった「カマンベール」タイプやモッツァレッラや、焼くと美味しいカチョカバロ、つい最近まで製造不可能と言われたブッラータまで、ある。
りょくけんではイタリア産のモッツァレッラチーズをトマトに合わせて、お惣菜として販売している。
これを使用しているのは、美味しさもあるが、水牛のミルクが原料で、アレルギーにもなりにくい、という理由もあった。
なんでもかんでも国産が美味しいとか、素晴らしい、とは思わないが、そういう検討もそろそろ必要なのかな、と思った。