「みんな~トイレ行ったか~」とトイレタイムをとって、再びバスに乗車。
「運転手さん!ちょっと細い道があるから、もし通れなかったら、そこで駐車して、あとは、このバンでピストン輸送するから。まあ、付いてきて。」と山﨑さんが、運転手の劉さんに伝えた。
山﨑さんのお屋敷前でみんなで写真撮影し、田んぼへと出発。
相変わらず、すごいお家だった。
ちょっとした”城”。庭も素敵だ。 |
山﨑さん曰く、6t車は通れるという農道をいくつか潜り抜けて、右折、左折もなかなか厳しいところを進んでいった。
「大森さん、ちょっと。ちょっと、田んぼに行くなんて事務所に言ってました?これ、ほんと困りますよ。契約に入ってないんじゃないですか!?」とは運転手さんの弁。
おっと、そう来たか。
「いやあ、でも劉さん上手ですね。よく曲がれましたね、今のところ。僕ならいけないなあ~。すごい。あ、契約とか何かあれば、また後で言ってください。なるようにしますから~。」
運転手さんは、険しい表情を浮かべながらも、なんとか、田んぼまでは辿り着いた。
「もぉ~」という表情ながらも、スタッフさんたちがニコニコして「運転、ありがとうございます~」と言って降りてくれたので、なんとかなった。
実際、そういわれても仕方ない道だったかもしれない。
バスを降りると、そこは見渡す限り田んぼと森、平野。
森には、だいたい神社かお墓がある。
それ以外は、ほぼあぜ道と田んぼ!
「ほら、メダカもいるよ。」と山﨑さんと美穂さんが田んぼの水路に子供たちを案内してくれた。
青い空に白い雲。
心地よい風。
田んぼ。
それだけでなんだか癒される。
「今日は気温が高くて暑いけれど、風があるからなんとかなってるな。」と山﨑さん。
まっすぐのあぜ道を、みんなで歩く。