ここのところ、仕事が追いつかない。
「秋田の西明寺栗、齋藤さんに状況聞かなきゃね。」
私がそのように事務所で呟いたら、事務所にいたスタッフさんが凍った。
「もう入ってます。」
「出荷もしてますよ。」
「今年は熊の被害も少ないみたいで、順調ですって。」
事務所勤務も少なく、情報もキャッチしきれないでいた。
畳みかけるように言われた。
秋田の齋藤さんとは、原木椎茸で結び付いた農家さんだ。
秋田に訪ねると
「こんな大きな栗があるんだ。日本一、遅い栗でね。」
とご紹介いただいたのが、西明寺栗だ。
最晩生の和栗のひとつで、粒がとても大きく、ホクホクとして甘みが強い。

齋藤さんは、先代まで林業に携わっていたから、山を持っていて、栗の樹もそこにある。
カタクリの花が群生しているほど、水がきれいで(上流なので、生活排水が入らない)、自然豊か。

そんな山の中の、栗だ。
ここ数年、熊の食害、登られて枝を折られたり、と被害が大きく、収穫量が少なかった。
今年2026年は被害が少ないということで、少し安心した。
始まれば、収穫の終わりまで1か月ほど。
11月中旬くらいまで。
ルーツは京都の栗だそうだが、よく分かっていない。
知る人ぞ知る栗。
お見逃しなく。
私は情報にキャッチアップできておらず、見逃していたわけだけれども。