調理技術技能センターより一通の封筒が届いた。
見たことのある文字で、宛名が書かれていた。
私が、合否を受け取るために自身の宛名を書いた封筒だった。
調理師の試験自体は10月末。
公衆衛生、食品学、栄養学と、三つ目の科目まで(ほかに、食品衛生学、調理理論、食文化概論がある)、テキストを読み進めたところだったが、私の願書は受理されなかった。
りょくけん松屋銀座店の厨房危機(=主力の社員が2名退職)を経て、自分がやれるようにしなければやっぱりダメかと厨房で調理に携わるようになって3年以上が経った。
調理勤務の経験を週4回以上、2年続けると、本来なら専門学校を卒業しなければ得られない調理師試験の受験資格を得る。
今年の目標の一つにしていたが、叶わず。
実のところ、一度、願書は手元に戻ってきており、なんとか再提出したものだった。
訂正は一度限り。
それ以降は受け付けられない。
2年の勤務経験を証明しなければならないのだが、証明者の実印、会社の実印を必要とする。
私は会社の代表なので、自身で署名、捺印し、証明しようとしたわけだが、本人の場合は不可だったので、戻って来た。
この場合、調理師協会に所属する誰かや、他の会社の実印を持っている方に証明してもらわねばならない。
そこで、松屋銀座の共同厨房に私と同じように勤務する社長さんに、押印をお願いした。
快く応じてくださり、とても嬉しかった。
ところが、不受理。
”印鑑証明書”が必要とのこと。
そういえば、私が証明するときにも添付したような…。
だが、さすがに他社の社長さんに「印鑑証明書も取得お願いします!」とは言い切れない。
提出する前に、質問するために、何度か技量センターに電話したのだが、これがほとんどつながらない電話番号で…。
不完全燃焼。
残る二つの目標は、是が非でも達成したい。