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夏のフルーツトマト

能津さんの高糖度トマト、二つ。

四国山地は、険しい。

険しいのだけれど、どういう訳か、集落や畑、気候を活かしたハウス群がある。
全国津々浦々、優れた農家さんを訪ねたが、急峻な道のトップ3のうち、二つは、その四国山地に位置する。

長野の天竜にある八つ頭の畑。
徳島の山城にあるゆずの畑。
トップは、高知の能津さんのトマトハウスだ。

標高は1000m以上。

名勝である中津渓谷に沿って上へ上へと上がって行くわけだが、どんどん道幅が狭くなり、曲がりもきつくなる。

「きれいだなあ~」なんて思ってよそ見をしていると、ドキッとする。
私は、途中で車を降りて、歩いて行こうと思ったほどだ。
途中で地元の方が運転するジムニーに出会い、「大丈夫だ、いけるよ。毎日、俺なんか通ってるんだから。」と励まされ、停めておいた車まで送っていただいた。

後で、能津さんに聞いたら、地元の町会長さんだった。

この周辺は、いくつかトマトのハウス群がある。
高知県が、高原の涼しい気候を利用して、夏のフルーツトマトを名産にしようと注力した。
ところが、高原の気候は移ろいやすい。

適応できない畑や生産者さん、販売者は、断念せざるを得なかった。
夏作から冬春作に切り替える方が後を絶たない。

能津さんは、「まあ、なんとか続けてますわ。」と苦笑い。

先週まで200kg/日採れていたのが、翌日には20kg/日まで落ち込む。
販売する側に理解がないとなかなか難しい。

その中でも、しっかり糖度8度以上をキープしているのがすごい。
一応二種類あり、着色が進んだ真っ赤なトマトを“ソース用”。

生食用に、緑が残るところで収穫したトマトがある。

小玉だけれど、とても味が良い。
ソース用と、能津さんが言っているトマトも、高知から東京へ運搬中に軟化が進む可能性があるものの、生食できないわけでない。
昨年は11月まで美味しいトマトを続けてくださった。

ぜひ試してみてほしい。

■高糖度トマト 高知県産 約200g 1188円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/313239.html

■真っ赤な高糖度トマト(加熱向き) 高知県産 約200g 540円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/313239s.html