ヴェルサイユ宮殿にある白イチジクが元だとか、新宿御苑にある白イチジクが元だとか、言われた自慢の、緑のイチジク。
永田さんが、栽培を断念してから、これと言ったイチジクをご提案できずにいたのだけれど、故 永田照喜治氏の一番弟子と言われる山本さんが、そのイチジクを育てていると知ったのはつい2年前の事。
もうひとつ欲しかった、黒イチジクこと、ヴィオレ・ソリエスも育てている。
ヴィオレ・ソリエスは、ヴィオレ=紫色(仏語)の名の通り、果肉が濃い紫色。
外観は、黒い紫色。
その為、黒イチジクとも呼ばれる。
山本さんはどちらかと言うと、黒イチジクの方が主力だった。
かぼちゃの”ポクロン”とコシヒカリの事を伺いたくて、電話したのだけれど
「そうそう、イチジク、今、散歩しながら見ていたのだけれど、すごく実が付いているんだよね~今年はたくさんとれそうですよ。」とのこと。
「あれ?今付けていると言うことは、夏果ですか?」
イチジクは、夏と秋に実を生す。
詳しく言うと、夏か秋に実を生す。
春に伸ばす新梢を活かすと、秋に収穫でき、剪定せずに、前年の枝を活かすと、夏に収穫できる。
昨年は秋果だったけれど、剪定せずに、そのまま生かしたため、今年は夏果なんだとか。
ゆくゆくは、樹によって、夏果と秋果に剪定を分けて、長く収穫できるようにすると言う。
「あと、大森さん、福島の在来種もあるからさ、こっちも期待しといて。」
蓬莱柿(ほうらいし)という品種だと思うのだけれど、いまひとつ定かでない
山本さんは、福島から”在来種”とだけ聞いて譲り受けたらしい。
お尻が裂けないので、取扱いがしやすく、ねっとりた果肉で美味しい。
ビオレ・ソリエスよりも早い収穫だそうで、8月下旬に収穫を始める。
またまた面白そうである。
福島の在来種(蓬莱柿?)→黒イチジク(ヴィオレ・ソリエス)→白イチジク(巡り巡って永田さんから譲り受けたフランスの品種)。
今年はどうなるかな。
特に、白いイチジク!