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カラー カラマンダリン 愛媛中島 柑橘

カラマンダリン初入荷。

カラマンダリンは、アメリカで育種されたみかんライクの柑橘だ。
5月になっても、手で皮が剥けて、甘みのある柑橘が欲しいと私が騒いでいたら、当時の上司が

「それならばカラーかセミノールだ。」

と教えてくださった。

側で聞いていた柑橘のスペシャリストが

「カラーと言えば、中島じゃあ。おるよ、カラーのスペシャリストが!」

とその場で電話してくれ、紹介してくれた。

それが、二代に渡って私がお世話になっている石丸さんである。

みかん(いしじ)、愛媛果試第28号(紅まどんな)、はるか、媛小春、甘平、かがやき、カラマンダリン。

いずれも、石丸さんが手がける柑橘だが、とっかかりは、カラだった。


※似ていますが、息子さん。

愛媛の松山港からフェリーで30分ほどのところにある、中島。

愛媛本土のブランド産地が、みかんに注力するところ、いち早く中晩柑類に栽培の重心を移行した産地である。

カラマンダリンは、他の柑橘が収穫される頃、つまり1月や2月にすでに収穫が可能なのだが、酸味がとても強い。
4月末から5月初めまで、樹に生らせておくことで、酸味が落ち着き、元から持っている高い糖度の高さを楽しむことが出来る。

ただ、その事実を教えてくれたヒヨドリの食害が多く、栽培する方はそれほど多くない。
三重県南部と愛媛の一部のみである。

ヒヨドリの被害を防ぐため、大人数を掛けて、畑をネットで覆う。
一人ではできないため、近所の農家さんたちに声を掛けて、手伝ってもらうそうだ。

南津海(なつみ)という柑橘もある。
カラマンダリンに、ポンカンを掛け合わせて山口の島で生まれた。

石丸さんに言わせると、ほとんど変わらないらしい。

外観もほとんど区別がつかないし、時期がずれると聞いていたけれど、そうでもない。

りょくけんでは、今どちらも入荷している。

食べ比べてみると、南津海のほうが酸が立っていて、本日初入荷だったカラの方が酸味が少なくて甘く感じる。

察するに、これは農家さんの考え方、ひいては収穫時期の違いのように思う。

早めに収穫したい農家さんと、じっくりと熟度を上げたい農家さん。
仕事の段取りもあるだろう。

この後の柑橘と言えば、河内晩柑などの文旦類。

石丸さんは河内晩柑は作っていないので、これ以降の収穫作業がないから、カラマンダリンの熟度をじっくり上げられるのだと思う。

なにはともあれ、この時期、とても貴重な、手で皮が剥け、食べやすい柑橘。
ぜひご賞味いただきたい。

■カラマンダリン 愛媛県産 約500g 972円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/415938.html