信州上田の中でも少し標高の高い、なだらかな斜面で育った、平林さんのナガノパープルが始まった。
今年のぶどうは、小粒のデラウェアも美味しく、なかなかの当たり年だと思う。
ただ、平林さん曰く、ナガノパープル、ピオーネなどは生りが少なく、不作の部類に入るそうな。。
それでも、大ぶりの、玉はりの良い、見事なナガノパープルが入荷したので、ほっとした。
ナガノパープルは長野県の品種改良所で生まれた黒ぶどう。
皮ごと食べられ、種なし処理が可能で、とても食べやすい。
さらに、巨峰やピオーネを思わせるフレーバーがあり、とても美味しい。
早速、届いた平林さんのナガノパープルを実食。
糖度は19.9度。
なかなかの食味だ。
夕方、平林さんから入電。
「どうでした~?ナガノパープル。」
「糖度も19.9度あって、美味しかったですよ~」とお伝えすると
「…。19.9度しかなかったですか?すみません、気を付けます。」と回答があった。
不満足だったらしい。
元デパートマンの平林さん。
基準がやっぱり高い。
次の入荷も楽しみである。
■ナガノパープル 長野県産 1房 3564円(税込)