あれだけたくさん入っていた厨房業務。
ここのところ、とんと入らなくなってしまった。
タイミングの問題…?
とはいえ、明日は約1か月ぶりのストーブ、焼き場担当だ。
ここ1週間くらい、緊張しっぱなしだった。
緊張しているのに、予習する時間もなく…。
ただ、明日は、ハロウィンの特別メニューを仕込む日。
”ごろごろかぼちゃのグラタン”
自家製のホワイトソースをこさえて、かぼちゃを閉じる。
毎年、クリスマスとハロウィンにだけ作っている。
貴重な休日だったが、午前中は前日にやり残した仕事をがっと済ませ、午後は妻に誘われるまま、銀座にある図鑑ミュージアムに家族で出かけた。
松屋銀座からは少し離れているが、切子ガラスに似せたデザインが特徴的な東急プラザの6階。
ここに、小学館が主催する図鑑ミュージアムなるものがあった。
”記録の石”と呼ばれる端末を使って、会場内に現れる動物たちを記録していくのだが、
大人気アニメである”ポケモン”のポケモンをゲットするような感覚。
”記録”なのだけれど、「やった、ゲットした!」と我が息子たちだけでなく、
よその子たちもそこかしこで口にしていて、ポケモンの世界をを疑似体験できるような場だった。
銀座に家族で来たら、行きたい場所がいくつもあるのだけれど、、、
「挨拶に行っても良い?」とやっぱり松屋銀座の地下1階を訪れた。
土曜日の夜。
店内はけっこう込み合っていて、そこに6人家族が現れると、さらに混雑。
「このジュース飲みたい。」
近隣のお店で
「このカレーパン食べたい。」
「このオリーブ美味しそう。」
「このスタゲッティたべたい」
いつも働ているところで、家族で買い物にいそしむのは、なんだか変な感じだった。
「4人?全員、男!?いやあ、奥さん大変だ。」
異口同音に声をかけられた。。。
駆け足でデパ地下を楽しんだ後、自宅に帰った。
気持ちがリフレッシュできたのか、そこから、私は自主練開始。
ホワイトソースをこさえ、加熱したかぼちゃにかけて、ガスオーブンで焼き上げた。
所要1時間くらいか。
思いのほか、美味しくでき、長男にもほめてもらった。
いくつか疑問点が出たので、厨房長とメールで連絡を取り合い、注意ポイントを教えてもらった。
明日が楽しみだ。