昨年、政府が意識的に下げさせたものが二つある。
ひとつは通信費。
携帯電話の選択肢がさらに増え、通信コストは、うまくやれば下がる。
もうひとつは、銀行の支払手数料だ。
全国銀行協会連合会、通称“全銀連”が、お金のやりとりのネットワークを管理し、手数料を徴収していたのを廃止した。
銀行からすると、全銀連の手数料が固定でかかるため、振り込みの手数料の値下げには限界があった。
全銀連の手数料が撤廃されたことによって、弊社のメインバンクである巣鴨信金さんの振込手数料も下がった。
ただ、ここのところネット銀行と呼ばれる、店舗を持たない銀行が台頭しており、振り込み手数料もさらに安い。
弊社のように、農家さん個人とやり取りしている場合、1か月に100件以上の振り込みがあるため、無視できない経費になっている。
大手銀行だと660円(税込)ほどかかるので、100件あれば、1か月に66,000円もかかってしまう。
個人であれば、イオン銀行が安い。
5件までは無料、それ以上は110円(税込)。
問い合わせたところ、法人は、その倍になる。
住商SBI銀行や、GMOあおぞら銀行が、法人には適しているようで、なんと手数料145円(税込)。
現在の半分程度の振込手数料になる。
と言うわけで口座開設の手続きを進めた。
私は、GMOあおぞら銀行さんを選んだ。
IT技術がすごく、必要事項は多かったけれど、私の写真などは、スマートフォンと連動して、提出できるようになっていた。
審査が通れば、即日口座が開かれる予定で、うきうきして待っていたのだが…。
今のところ、音沙汰がないようである。。。