このほど、焼き方の修行に入った。
うろ覚えだけれど、日本料理では、前菜や切り方から修行が始まり、最後に焼き方に入る。
りょくけんの厨房では、そのような階級めいたものはないけれど、実際にやってみて、なるほど、最後に修行するわけだと思った。
なにせ、もし仮に焼き方を失敗すれば、すべてが水の泡と化す。
他の方が洗って、きれいに切った野菜たちを、焼き方の人が焦がしてしまえば、売り物にならないからだ。
まずは二日間、修行してみて、その責任の大きさに、つぶされそうだった。
でも、引き続き、頑張りたい。