7月もう残りわずか。
りょくけん松屋銀座店のお昼のお弁当は、塩レモンだった。
折に触れてお伝えしているが、レモンの旬はみかんと同じ冬。
夏に食べたいさわやかな風味があるが、日本ではむつかしい。
瀬戸内海に浮かぶ豊島では、普通なら落果してしまう真冬でも木生りで越冬させることができ、
そのまま夏まで収穫ができる。
夏には、もう次の果実がなり始め、隣には若い実がなりつつ、2年目を迎える。
生産者の道法さんは、肥料を与えないので、皮まで苦みがなく、レモンのさわやかな風味をお楽しみいただける。
薄くスライスしたレモンを、オクラやかぶなどと合わせて、カドをやわらかくするため、にんにくを少し加えてある。
副菜には野菜のみじん切りを加えた卵焼きと蒸しただけのかぼちゃや、とうもろこしをあしらう。
シンプルな副菜だけれど、主菜とのバランスが良いお弁当だ。
あと数日で終了予定なので、まだ食べていない方はお早めに。
■旬菜弁当(夏野菜の塩レモン仕立て) 735円(税込)