そういえば、冬の間、青森の温湯の豆もやしを取り扱っている。
その豆は、北海道の黒千石大豆。
改良された品種ではなく、在来の品種。
(奇跡の黒大豆で、その経緯は以下のバックナンバーを参照してほしい)
少し前に手に入れていたものがあったので、茹で戻した。
花豆は2倍くらいにしか増えなかったけれど、黒千石は4倍以上になった。
そして、戻した水が、黒に近い赤い色に染まった。
黒千石は、その優れた抗酸化作用などが注目されている品種だ。
これは飲んでおこう、と飲んでみた。
黒豆茶の、香ばしくないバージョン。
よくよく調べてみると、いったん鍋で煎った後、お湯で煮だすと、本当に黒豆茶になるそうだ。
今度試してみようと思う。
そして、食味。
やっぱり、大豆なんだなあ、と思う。
枝豆の延長上にあるぷりぷりした食感で、小粒だけれど、やっぱり美味しい。
豆は、だいぶ奥深い…。