長野の松崎さんには四人の娘さんがいる。
一番上の娘さんのだんなさんが、平林さん。
松崎さんは伝統的なぶどう棚で栽培しているが、平林さんは”マンズレインカット”という栽培方法でぶどうを栽培している。
ヨーロッパのぶどうの木の仕立て方を発展させたやり方で、棚を作らず、支柱を立てて、横に寝かせて伸ばして育てる。
雨を避けるため、上部に傘のようなものを設置する。
防除はかなり少なくしているので、年によっては収穫できない時もある。
栽培品種は、観光農園の畑を松崎さんから引き継いだ関係もあって、特に多い。
ナガノパープル、シャインマスカット、サニールージュ、ピオーネ、ロザリオビアンコ、ハニービーナス、ルビーオクヤマ、甲斐乙女。
都内で働いていた時には、そごう・西武さんで働いていたそうで、元デパートマンということも、なんだか親近感を持ってしまう。
忙しいのに、よく、お店にも足を運んでくださり、嬉しい。
ほかの農家さんや畑とは1か月くらい遅れて収穫、出荷になるので、割と遅くまで出荷してくださるのもうれしいところだ。
今年は、今のところ、順調。
特に、私はルビーオクヤマが好き。
早く始まらないかな。