待ちに待った、金色羅皇が届いた!
早速、、、とはいかず、何日かして、真夜中に一人、撮影もしながら、実食。
いわゆるクリームスイカという黄色の果肉のスイカよりもシャリ感が強く、食感が良い。
甘さも強く、皮際の糖度11.1から始まり中心の最も高い部分で、糖度14.4度だった。
スイカの中心部の糖度。14.4度。 |
通常の夏のスイカで12度を超えると、美味しい。
同じ生産者の内田さんの一株一果の赤いスイカ(羅皇)で、13度を目標にしているので、14.4度は十二分に高い。
種苗会社の試作圃場では、最高で17.2度を記録した、と聞いていたのだけれど、内田さんに言わせると、そこまで熟させると「煮えたような状態」になるのだそう。
「ああいうオレンジの果肉のスイカを前にも作ったことがあるんですけど、ならせすぎると、果肉が”煮えたような”状態になるんですよ。」
赤いスイカでも、特に小玉スイカでは、見たことのある症状なので、なんだか頷けた。
まとめると、金色羅皇は、
・羅皇より甘い。
・糖度の割にさっぱりしている。
・シャリ感は赤肉と比べても十分に強い。
そして気になる情報も。
「種苗会社の話だと、置けば置くほど、糖度は高くなるらしいんですが。」
畑にならせておくと、糖度が上がっていき、例の17度くらいにまでなるようだ。
ただ、それが美味しいかどうかはまた別問題だ。
前述のとおり”煮えた状態”でシャリ感がなくなるかもしれない
シャリ感がなくなると、スイカの良いところが失われてしまう。
でも、気になるところである。