マンゴーパインの品種名がついに決まった。
昨年まで名前が決まっていなかったのが、「台農23号」に決まった。
なんだか感慨深い。
りょくけんが台湾パインとかかわり始めた30年前の主力は芳香パインこと、”台農14号”だった。
スナックパイン(ボゴール)は、台農4号。
現在の主力は、台農17号。
台湾ではパインケーキが人気で、その原料となる酸味が強く歩留まりの良い品種の開発が多かったのが、ようやく世に出た生食用の新品種。
マンゴーのような香りがあって、甘みが濃厚で、ココナッツのようなトロピカルな風味がある。
暑さに強いので、ここからしばらく(予定では6月末)継続できるのも強みだ。
昨年は、有力な農家さん2件にしか、マンゴーパインの苗は配分されなかった。
そのうちの1件が張さんの会社だったわけだが、具体的な品種名がなかった。
いよいよ名前もつき、出荷も来週あたりから本格化する。
台農17号は暑くなってくると、だんだんと傷みが出始めるので、この品種リレーを何とか確立したい。