冷蔵庫整理アドバイザーなる人がラジオに出演していた。
メディアって恐ろしい。
ハウスクリーニングの会社に勤務していたのか、仕事として長年、家の整理に携わり、培った経験を生かした、冷蔵庫整理マスター。
冷蔵庫の中の温度帯、特徴をまずは説明。
ドアポケットは開け閉めがあるから、温度の変化が激しい場所。
上部は、あまり使わないもののストックとしておくのが良い、など。
ただ、野菜の保管については、いただけない所が多かった。
”旬の時期を参考にすると良い”
夏野菜は、寒さに弱いので冷蔵庫に入れないほうが良い、部屋の常温に入れておいたほうが良い。
冬野菜は、白菜や大根は冷蔵庫に入れずに、部屋に出しておいて良い。
ある意味あっているけれど、そうでもない。
「切った大根も部屋に出しておいて大丈夫です。」
「え、切った大根も出しておいて良いんですか?」
それが転じて、むしろ、切った大根は部屋に出したままにしておいた方が良い、とラジオのMCの方がコーナーを締めくくってしまった。
正直言って、そんなことはない。
なんでもやり過ぎは良くない、というか。。。
アドバイザーの方が言いたかったのは、天日干しのようなことで、カットした大根を部屋に放置しておくと、少し水分が抜けて、加熱する時に火が通りやすくなる、と言いたかっただけで、”傷まない”とは言っていない。
どこかで転じて、切った大根は部屋に出してOK!という論調になってしまった…。
白菜や大根は大きいので、冷蔵庫に入れるのは確かに大変だ。
日の当たらない、屋外やベランダがあれば、冬であれば、かなり日持ちする。
気温の上げ下げが最も野菜を老化させるので、夏は避けたほうが良いと思う。