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ホワイトアスパラ考察。

ホワイトアスパラガスの栽培方法にはいくつかある。
伝統的なやり方は、ねぎのように土寄せを行うことで、光を遮り、軟白化する方法。
次に生まれたのが、もみ殻をアスパラガスの周囲に盛って、光を遮る方法。
続いて、プラスティックの筒をかぶせる方法が生まれた。

現在主流なのは、ビニールハウスまるごと遮光ビニールで覆い、光を遮って軟白化する方法だ。

最近、知ったのだけれど、土やもみ殻をかぶせて育てるホワイトアスパラと、筒や遮光ビニールハウスで育てるホワイトアスパラとでは、かなり仕上がりが異なる。

穂先の形状が異なり、食感も違う。

土寄せして育てたホワイトアスパラの穂先。閉じている。
ビニールハウスで育てたホワイトアスパラの穂先。グリーンアスパラと同様に開いている。

cf.参考までにグリーンアスパラガス。

土の重みがある中で育ったホワイトアスパラの穂先は閉じてしっかりしているため、食感がコリコリしてしっかりしている。
それに対して、ハウスで育ったホワイトアスパラの穂先は、グリーンアスパラと同様の形状をしていて、しっかりはしているけれど、コリコリはしていないのだ。

食味の違いは、肥料のやり方や品種、気候や時期にもよるけれど、この食感の違いは、本当に面白い。

今では、この、穂先が閉じたホワイトアスパラは国産ではなかなかお目にかかれないけれど、これはこれで面白いと思った。

ちなみに、りょくけんで扱っているホワイトアスパラは、ビニールハウスで育てている。

■ホワイトアスパラガス 北海道産 約150g 1620円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/34920.html