りょくけん東京

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子噺 社長日記

太陽のマルシェ5/11 ①

「今日は疲れているから、マルシェ行かない。3人でお留守番する。」

夢うつつの私にそう告げたのは、長男だった。

ここのところ、「手伝いたい!」と喜んで来てくれていたのに、どういう心境の変化か、よくわからなかった。
8歳。
新学期も始まったところ。
かつ10連休が明けたところ。
かつ、妻が仕事に復帰し、何かにつけて変化があった週。

分からないでもなかった。

妻に運転してもらい、商品を搬入。
運搬を少し手伝ってもらい、妻は帰った。

車を駐車しても良いのだが、いかんせん駐車料金が高い。
一日停めると、7~8千円するので、売り上げも何もなくなるので、ここのところは、妻に送ってもらっていたのだ。

常設店ではないので、物流には苦労する。

勝どきにある月島第二児童公園。
毎月第二土曜日と日曜日に、都市型マルシェが開催されている。

昨年の12月以来、土曜日と日曜日の両方は難しくても、1回だけは参加するようにしている。

太陽のマルシェは、極めて都市型のマルシェだ。

りょくけんの知名度を上げるには、やっぱり露出を上げていかなくてはいけない。
できるなら、銀座店だけではなく、他の場所で、こういった活動をしたいのだ。

9時には社員も来て、二人で野菜くだものを並べ始めた。

前?から2列目!
これまでのような後列ではない。

快晴。

忙しくなるかもしれない。

案の定、お客様は多く、開店早々、ぱぱっと売れた。

こういった場所で販売するときには、口火を開くのが本当に大変で、売れないと、「一つも売れなかったらどうしよう?」といつも不安になる。
それが、今回はなく、スムーズに口火が開けた。

最初に売れたのは、ひょう柑。