外国のお客様が多い。
中国は大型連休の一つ、清明節だそうな。
欧米の方も多い。
「いやあ、最近は中国のお客様だけじゃなくて、ドイツの方とかスペイン語を話している方とか、欧米の方も多いんですよ。」と常連のお客様に話しかけると、意外な答えが返ってきた。
「今、イースター休暇なのよ。」
キリスト教の復活祭=イースターは知っている。
でも、5月末の一日だけがお休みではなかったか。
「そうなんだけど、もっと長く休日にするの。ドイツなんかは、たしか南部から順番にとっていって、3交代くらいで、最後に北部の人が休みに入るの。だから1ヶ月くらい続くわよ。」
なるほど。
大型連休を国を挙げて奨励し、三つくらいに分けて順番にとる。
これは面白い発想だと思った。
どこかの国は、一斉に10連休。
とはいえ、働く人は働く。
ホテルやお店、サービス業と呼ばれる業界は、働きづめだろう。
代わりの日程で10連休が取れるかと言えば、そんなものは望むべくもない。
いや、政府にそこを依存せず、自分たちでやるべきか。
いや、でも、、、そんな葛藤は続く。