清見とトロビタオレンジを掛け合わせた新しい柑橘に、マーコットオレンジを掛け合わせて長崎で生まれた、第三世代の柑橘だ。
オレンジとみかんの掛け合わせが一通り終わり、その次の世代に時代は移ろうとしている。
手で皮が剥けて、種もなく、高糖度。
最近のはやりのポイントをきちんと抑えている。
私が思うに、”紅まどんな”こと愛媛果試第28号と、甘平と並ぶ、三大高級柑橘のひとつだ。
味わいは、ゼリー質の食感で、食べやすく、ジューシーで、甘い。
柑橘業界の大トロ、なんて呼ばれたりしている。
あまり知られていないことだが、収穫したてはとても酸っぱい。
上手に保管しておくことで、減酸させ、あのお味を再現させる。
特に露地物は、この酸抜けが悪く、時々、ものすごく酸っぱいものにぶち当たる。
愛媛と広島の間、瀬戸内海に浮かぶ高根島のハウスで全身全霊をかけて、せとかを育てるのは森野さんだ。
ハウスで栽培するため、同時期のせとかよりも、大きく、減酸も早いので、3月中旬に出荷を迎える。
美味しいせとかをお求めになりたいときには、りょくけんへ。
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