「いらっしゃいませ~」とか
「ありがとうございます」とか。
10時から16時の間に、息子たちが営業活動に従事してくれたのは、全部合計しても1時間くらいだっただろう。
公園内には、遊具が充実しており、2~3分、販売ブースに来ては、「ブランコが空いた!」と言って、3人で去って行った。
戻ってきたかと思うと、「これ、食べたい。」と試食用にカットしてあったパインやいちごトマトをつまみ食い。
しまいには、売っている”干しりんご”を食べたい、と言う。
なかなかの、勝手気ままぶり。
それでも、賑やかしにはなったようで、「いらっしゃいませ~」とか「パインをお試しするですか~」と声を張り上げたり、ご試食を勧めたりすると、「あら、えらいわねえ~お父さんのお手伝い?」と好意的に受け止めてくださるお客様が多かった。
目標を”買い上げ客数50名”に設定していたので、ひとり買ってくださると、「いえーい、39名!」などと、みんなで喜べたので、個人的にはとても嬉しかった。
愚息たちのおかげもあってか、パインは開店から1時間半ほど経った11時半には完売。
“種なし”金柑ぷちまるや、あまみついちご、タンカン、グラニースミスにプレミアムスイート、いちごトマト、ファーストトマトも完売。
15時には、青果はほとんど残っておらず、快晴の空の下、なかなかの販売実績を残すことができた。
普段なら、銀座店の店頭に立つ時。
常設店での販売と引き換えにして来ている外販活動だ。
その甲斐があったので、ほっと胸をなでおろした。
有難いことにリピートのお客様もいらしてくれる。
「銀座にはほとんど行けなくなっちゃったから…。」とご来店くださるお客様も。
その場の売り上げだけでない、広報活動にもなるので、有意義だと信じて、今後も取り組んでいきたい。