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野菜情報

見覚えのある”花”。

ハイビスカス

銀座の花屋さんの前を通ると、見たことのある花と言うか、つぼみを目にした。
花がくるくるっと巻かれて、上方に伸びている。

花の名前はハイビスカス。
赤い花が有名だが、こちらは白い花だった。

ハイビスカスの”つぼみ”

見覚えがあるのは、そう、オクラだ。
オクラとハイビスカスは、同じ、アオイ科に属する。

こちらは、オクラの花の閉じたところ。

葵(あおい)の仲間なのである。

オクラの和名は、”トロロアオイ”。
なんとも”それ”らしい。

オクラの花もきれいで、黄色のかわいらしい花が咲く。
午前中にオクラの畑に入れば、そこかしこで目にすることができる。
昼を過ぎると、一斉に閉じてしまう。

そのときに見られるのが、くるくるっと巻かれて上方に伸びているつぼみたちだ。

本当に良く似ている。

オクラの花

オクラは、この花も食べられる。
中に、蟻が入っていたりして、酸味が加わることがあるが、やっぱり粘り気があって、オクラの甘い味がする。

暑くなってきて今がオクラの最盛期。
ぜひ、旬の味を楽しんでほしい。

■マルオクラ 静岡県産 356円