遠く、離れているんだな、と。
先週末から、店頭ではお客様から、
「農家さんは大丈夫?」
と言われ続けた。
「どうなっちゃうかねえ、この後の野菜は・・・?」
と心配される方が多かった。
徐々に農家さんからの連絡が増えてきた。
「田んぼは、川が氾濫したから、やられたところもあるけど、畑作は大丈夫ですわ。」
多くの方が、一部被害はあったものの、全滅と言うことはない、という話だった。
深刻なのは、物流。
被害の大きかった、広島や岡山には、高速道路が通る。
幹線も多い。
道が開通しないため、物流がストップしているのだ。
「ヤマトさんが受け付けてくれなくて・・・。」
「だいぶ営業所でたまってるみたいですわ。」
「明日は受け付けてくれると思うんですが。。。」
そんな電話やファックスが多数。
呉(くれ)にあるお取引先の八百屋さんは、商品が入荷せず、本当に困り果てている。
サプライヤーの一社として、何とかしたいが、何もできない。
「今日は、カンカンに晴れてるんですが、、、道がやられていて。。。スーパーからも水や食料品が無くなり始めています。」
豪雨の日は、浸水はなかったものの、道は”川”になっていたと言う。
NHKの画面外枠に表示される死傷者の数は、気がつくと増えていく。
いったい、何が何だというのか。。。