きっかけは、アルフォンソだった。
どこのマンゴーの文献を見ても、世界一美味しいとされているのは、アルフォンソ。
今年に入って、台農やリペンスなどを食べる機会も得て、ますますその世界一の味が食べたくなった。
インド好きの姉は、毎年のようにインドを訪ね、友人の結婚式で、完熟したアルフォンソマンゴーを食べたことがあるそうな。
皮が薄く、インド国内でも物流がむつかしいのだとか。
そのマンゴーを持ってきたインド人曰く、一番おいしい食べ方は、ぐにゅぐにゅともみほぐした後、皮に穴をあけ、液状になったマンゴー果肉を吸って食べる方法なのだそうだ。
日本では、長らくインド産マンゴーは害虫の問題で、輸入が許可されていなかったが、数年か前から、ある一定条件で検疫を通れば、輸入できることになった。
世界一のマンゴーを輸入する会社はいくつかあったようだが、日本に入るまでに皮が黒ずんでしまい、ぐにゃぐにゃになって商品にならないらしい。
だが、ピューレは比較的簡単に、しかも安価に手に入る。
食べたくして仕方がなくなった私は、この夏に10袋、砂糖無添加のアルフォンソマンゴーピューレを購入!
今、少しずつ空き時間を見ながら食べている。
感想は、以下の通り。
少し青臭いようなクセがある。
酸味もそこそこある。
糖度は19度台と高い。
すんごく美味しいとは思わなかったし、ましてや世界一の称号にふさわしくない。
糖度19.3度は高い。 |
だが待てよ。
インドからの輸入が難しいのなら、日本国内で作っている人がきっといるに違いない。
国内ならば、冷蔵便もネットワークがあり、桃やいちごだって、事故なく運ぶ流通網がある。
しかも、どんなに日本が南北に長くても、2日あれば、東京に持ってくることができる。
そして、調べた。