赤ワインがポリフェノールならば、白ワインは「有機酸」!
アンチエイジングなど体を錆びさせない成分として、ポリフェノールが取り上げられ、その含有量に優れているのが、赤ワイン。
特にカベルネソーヴィニヨンには多く含まれる。
白ワインは、有機酸を多く含み、デトックス(=解毒作用)に効果があるという。
有機酸とは、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸などの総称。
特に白ブドウは、くだものの中でも抜きんでて含まれる。
くだものとしては、酒石酸とリンゴ酸とクエン酸が含まれるが、白ワインに発酵する際にコハク酸と乳酸、酢酸が増える。
ワインの資格試験には頻繁に出題されるようで、
ぶどう由来 …主席でリンゴは食えん …酒石酸、リンゴ酸、クエン酸
発酵で生まれる …コハクなニュース …コハク酸、乳酸、酢酸
と覚えるらしい。
残念ながら、ナイアガラぶどうジュースは、発酵させていないので、白ワインと同等の有機酸は含まれないが、気になるので調べてみたのだ。
結果は、0.6%。
100gに、600mgの有機酸が含まれていることが分かった。
有機酸たっぷり!と表現されている白ワインで、800mg/100mlなので、きわめて多い量と言える。
cf.サッポロ ポリフェノール・有機酸たっぷりワイン↓
http://www.sapporobeer.jp/wine/mutenka/index.html
で、どんな健康効果があるかというと、冒頭でも述べたように、デトックス=解毒作用である。
大腸菌やサルモネラ菌などを数分で殺菌してくれる。
また、カリウムと一緒になって、余計なものを体外に排出してくれるらしい。
なお、ポリフェノールが全く含まれていないかというと、そうではない。
含有量では赤ワインブドウ品種に軍配が上がるのは、ポリフェノールが多く含まれる部位=種や果皮が一緒に搾汁されるから。
白ぶどうでは種や皮を取り除いて搾汁するため、少ないだけだ。
ナイアガラぶどうジュース。
間違いなく「美味しい!これは何のジュース!?」と驚かれる手土産になどにぴったりだ。
しかも体に嬉しい有機酸が多く含まれるのであれば、一石二鳥だ。
■ナイアガラぶどうジュース
http://shop.ryokuken.co.jp/products/detail.php?product_id=64