「ケール」Kaleという野菜が少しずつ定着してきた。
青汁の原料として、有名になった。
サラダの最先端を行くという、アメリカのニューヨークでは
ジュースではなく、ケールサラダが、かなり一般的になっているようだ。
シベリア系、スコットランド系などが言われているが、
実はとてもあいまいな言葉で、アブラナ科の野菜(キャベツやだいこんの仲間)のすべての葉のことを指し示すといって良い。
私は外国学を専攻としていたこともあって、
こういった類のことには興味が尽きない。
「コールスロー」というサラダがあるが、この「コール」はキャベツで、スローはサラダのこと。
カリフラワーの「カリ」は、ケールと同じ語源。
もっといえば、ブロッコリーの「コリー」も、ケールと同じ語源である。
今、りょくけんで販売しているケールも、品種名は
「ハイクロップ コラード」という。
この「コラード」という単語も、ケールと同じ語源である。
健康を意識したお店では、最近では必ずと言ってよいほど「ケール」が
売られているが、実に様々な形状、大きさがあるのはこのためである。
期待される栄養価は、どの品種でも同等に高いので、気にせずにお召し上がりいただければと思う。
いずれの品種も固い。サラダにする場合は刻んで食べるのがおすすめだ。
品種によって、青臭さや甘さの差はかなり大きい。
りょくけんのものは、かなり食べやすい。味がある。
青臭さは、チーズやナッツ、オリーブオイル、あるいは、はちみつと一緒に摂ると気にならなくなる。
優れた栄養価とわかっていても、やっぱり美味しくないと続けられない。
ぜひ一度お試しを。