「うどはまだ早いですよ。」
山梨の大塚地区。
父の実家に近い。
肥沃な土地柄で、古くから人が住み着いていたようで、ちょっとした丘が多い。
ちょっとした丘。
ー古墳である。
地方の豪族たちのお墓が点在するのだ。
かの地で、ぶどうやキウイ、昨年はさといも、自然薯もお世話になった塩島さんの畑はある。
大塚地区は、東洋にんじんの一種である長い長い“大塚にんじん”の産地としても知られる。
そんな塩島さん兄から、うどとたけのこの売り込みがあった。
うどは、季節のお味。
亡くなったお父様から、うどが栽培できるようになれば、一人前だ、と言われていたのだとか。
そして、塩島家の竹林の管理を任せられている。
うどは、アスパラと同じくアスパラギン酸を含み、冬に休んでいた体を活発化させる。
先端の穂先は、やわらかく、油との相性が良い。
もし手間があれば、小麦粉と卵を冷水に溶き、てんぷらにしてほしい。
ほろ苦さがたまらない。
そして、茎。
ピーラーで皮を剥いて、短冊にカット。
白みそに米酢を入れて、酢味噌を作り、和えると、美味。
白みそが無ければ、普通の味噌に砂糖を加えて味を調整する。
春を感じること、請け合いだ。
この後、どんどん巨大化する。
40~60㎝ほどあるうど。
ぜひご賞味あれ。