つぼみ菜という野菜がある。
アブラナ科に属する。
つまりは、菜の花、キャベツ、白菜、ブロッコリー、だいこん、かぶ、小松菜、わさびなどが属する、あの多種多様な野菜たちの仲間だ。
独特の旨みも、イソチオシアネートの辛みも持つ。

草姿としては、チンゲン菜のような葉が生い茂り、その葉の元にある脇芽を食す。
元々は中国の野菜だそうで、日本で一番の産地は福岡県。
ブランド化していて、”博多蕾菜”の名前で販売される。
博多蕾菜は、厳格に規格が定められ、大きさや形も整っているのだけれど、静岡の山下さんが作っているつぼみ菜は、いささかワイルドだ。

アブラナ科の野菜の中で、食味が一番似ているのは、、、ザーサイとか白菜とかブロッコリーか。
◎固そうに見えて、日の通りが早い。
水に小麦粉と塩を溶いて、ころもにし、揚げるとめっぽううまい。
生でも食べることが出来るので、揚げ加減をさほど気にしなくて良いのも嬉しい。
山下さんのつぼみ菜は、前述のように、ややワイルドなので、そのままのサイズでも良いけれど、一口大に、適当な大きさにカットした方が食べやすいだろう。
縦に1/2か1/4。
その後、4㎝くらいの長さにカット。
茹でても良いし、焼いても良い。
ハイカラ(?)なところでは、にんにくと炒めて、パスタの具にする人もいる。
シンプルに、おひたしでも良い。
つまりは、沸騰したお湯で数分茹でて、しょうゆとおかかで食べる。
生のまま、刻んで、ピクルスにするのも良い。
塩もみして、お酢と砂糖を加えれば良い。
山菜に”見える”ルックスを持つ、少し珍しい野菜。
とっつきにくいかもしれないが、調理は極めて簡単。
ぜひお試しあれ。

↑こちらはだいぶ品行方正なつぼみ菜。実際はもっと荒々しい。