紅まどんな、甘平、媛小春、紅プリンセスにあって、せとかにない。
最初に挙げた人気の中晩柑類4品種にあって、せとかには当てはまらないものが、お分かりになる方がいらっしゃるだろうか。
もしお分かりであれば、かなりの柑橘通だと思う。
それは、愛媛県内でしか作ることが出来ない四品種だということ。
せとかは、全国で栽培ができる。
紅まどんな、甘平、媛小春、紅プリンセスは愛媛県の試験場で生まれた。
つまり、愛媛県民の税金で作られた品種なわけだ。
だから、県外の有力産地で作るのはご遠慮いただいているわけで、柑橘農家の多い愛媛県ならではの富の再配分の仕方だ。
こういった例は他になわけではなく、山梨のぶどうだったり、長野のりんごだったり、同様に柑橘の生産者が多い佐賀や熊本、長崎でも見られる事象ではある。
せとかは、国の育種機関である農研機構が生んだ品種なので、全国のどこでも栽培が可能だ。
ただ、向き不向きは存在しており、極端な話、北海道や沖縄で栽培するのはやっぱり難しい。
「愛媛県でしか作れないんですよ。利権の囲い込みですね。」
と言うのは、いささか早計、ちょっと違うのかもしれない。