1990年代。
ロッテさんから発売されていた青と緑色のさわやかなパッケージで、やっぱりさわやかな風味を持つチューイングガム。
それが、スウィーティー味。

(出典:ロッテオンラインショップHPより。左の上から二番目がスウィーティー味。復刻していた時期があった模様。)
イスラエルや南アフリカからの生果の輸入もあった。
真っ青な外観なのに、甘みが強く、とても美味しかった。
そんなスウィーティーが、日本でも栽培されている。
しかも、化学合成農薬不使用で。
アメリカのカリフォルニア大学の試験場で生まれた品種で、正しくはオロブランコと言う。
oro blancoは、白い金と言う意味(白金=プラチナとは違う)。
“マーシュ”という比較的一般的なグレープフルーツと、無酸シャムスイートポメロというタイ原産の文旦を掛け合わせて生まれた、高糖度、低酸度の柑橘。
イスラエル産のものを特に、Sweetie(スウィーティー)と呼んで販売した。

さわやかな甘さも特徴の一つだが、皮が厚いことも特徴。
生産者が着目したのも、そこ。
栽培する際に、農薬を減らせるのではないかと導入したわけである。
数年前に食べた時には、まず、外観が黄色なのに驚いたのと、次に皮の厚さ、次に食味の良さ、と3回驚いた。
今は、温暖化に伴い、日本も栽培適地になりつつあり、皮も薄くなり、品質が向上していると思う。
日本はイスラエルやカリフォルニアよりも気温が低いため、樹上完熟させる必要があり、果皮は黄色のだと言う。
また、マーシュグレープフルーツが4倍体、シャムスイートポメロが2倍体のため、スウィーティーは3倍体になり、無核化、つまり種が出来づらい。
(そういえば、シャムスイートのシャムは、タイの古い国名か?シャム猫のシャムと同じ?)
農薬を使わないので、皮の黒い点々が見事についているが、逆に言えば、安心の証。
中身には影響がない。
グレープフルーツの苦みさえなければ!という方にはぴったりの柑橘だ。

■オロブランコ(スウィーティー) 愛媛県産 約1kg 1512円(税込)~
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/417938.html