
“はるみ”という柑橘が手元に届いた。
デコポンこと、不知火と同じ親を持つ。
つまり、清見タンゴールとポンカンが親だが、花粉親と受粉側が逆。
外観はポンカンに似ている。
サイズは大小様々で、ばらつきが大きい。
また、隔年結果の傾向がある。
隔年結果とは、一年ごとに豊作と不作を繰り返す性質のこと。
私が思うに、すべての果実がそういう性質を少しは持っている。
植物にとっては、1年に1回収穫ではなく、2年に1回収穫がスタンダードなのかもしれない。
それだから生産者さんから「サンプルを送るので食べて欲しい」と言われたわけである。



個体のばらつきは認められる。
糖度は12~14.7度。
酸味も強い。
手で皮が剥けて、じょうのう(=うち袋)も柔らかくて食べやすい。
デコポンによく似た食感で、香りが良く、食味も良い。
もう少し、予措(よそ)をして、酸が抜けた、来週くらいからの出荷スタートが良さそうである。
”予措”とは、収穫後、貯蔵することで、酸味を和らげる方法のこと。
植物は、収穫後も呼吸をしており、その呼吸のエネルギー源として、酸味=アデノシン三リン酸を先に使用する。
そこで、酸味が消費され、減酸が進む。
■はるみ 静岡県産