「ゆり根ごはん、食べたいですね。」
事務所で、隣に座るスタッフさんが言う。
「いやいや…。」
何かと否定から入ってしまう癖が出た。
よくよく考えていくと、べつに、いやいや…ではなく、とても肯定的なアイディアだと思った。
と言うわけで、今日からのごはんは、ゆり根ごはん。
ゆり根の名前は、格好よく。
主に二品種が存在し、ひとつは月光。
大人気で、りょくけんでも完売。
もうひとつが白銀(はくぎん)。
大阪から北海道に移住し、ゆり根を作り始めたと言う伊達さんのゆり根には秘密がある。
それが、貯蔵。
収穫してから低温で最低45日貯蔵することで、ゆり根にたっぷり含まれたでんぷん質が糖分に切り替わる。
どこかのショコラティエが、今期は、チョコにあしらったとか。
それほど、甘い。
少し甘すぎるので、塩を利かせたいと思い、塩昆布を加えて炊き込むことにした。
ホクホクした食感も出したいので、ゆり根の半分は、別立てに。
炊きあがった後に、混ぜ込むことにした。
塩昆布は、大阪の天満屋さんというところが作っている、無添加の塩昆布。
今時、無添加の塩昆布は珍しい。
いろんな旨みの化学合成の調味料が加わっているからだ。
醤油で味付けた昔ながらの塩昆布で、一緒に炊き込むと茶色に色づく。
これまた美味しい。
今週も一週間のみの販売。
ゆり根は、めったに食べない食材。
この機会に、ぜひ味わって。

■ゆり根ごはん 1p 432円(税込)