長崎は面白い県だ。
まず、47都道府県中、島の数が第一位。
登録されているだけでも、1479もある。
海岸線の長さが、北海道に次いで第二位。
4137km。
恐ろしい数字だ。
面積は北海道の1/20にもかかわらず、海岸線は324㎞しか変わらないのだから
(北海道は4461㎞。ただし、択捉島=日本一大きな島!、国後島など北方領土を含む)。
島が多く(対馬、壱岐、五島列島 他)、リアス式海岸なので、地形が複雑なのだ。
半島だって、大きいものだけで、北松浦半島、西彼杵半島、長崎半島、島原半島と4つ存在する。

私が玄関口とする空港の立地も面白い。

ほぼ湖の大村湾に浮かぶ無人島を空港化している。
すべからく、橋を渡って、空港まで行かねばならないのだ。
(ちなみに、対岸にある以前の空港スペースは、自衛隊が使用している)
海岸線もさることながら、地形も複雑で、起伏に富む。
統治するのがとても難しい土地だったのではないかと思う。
逆に言えば、時の権力者から逃れ、隠れるのにも適した場所だったと思う。
だから、隠れキリシタンもこの地に根付いたのではなかろうか。
生産者を束ねる渡部さんの車について、島原半島を縦横無尽に走っていると
そんな思いが駆け巡った。
愛野の展望台で待ち合わせ、まずは、ヒノヒカリの生産者 田尻さんのところに向かった。
愛野は非常に美しい。

そしてりょくけん好みだ。
いくつかのパターンの赤土がまるでパッチワークのように、道路の両脇に広がっており、その向こうには海が見えるのだ。
赤土は、他の土地から持ち込んだ土なのだけれども、永田照喜治がこの地に何度も訪れ、渡部さんに会いにいったのも頷ける。
照喜治さんの故郷である、天草も近い。