りょくけん東京

りょくけんだより
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かぼちゃ ベジデリカ(無添加野菜惣菜) ゆず 冬至

冬至には。

本日は冬至(とうじ)である。

事務所勤務だったので、朝礼時に、若いスタッフさんに聞いてみた。
「今日は冬至ですね。では、冬至って何かご存知ですか?」

あまり模範解答は返ってこなかった。

3人目で「かぼちゃを食べたり、、、最後に”ん”付くものを食べると良いらしいですよ。」とのこと。
へえ~。

冬至は、一年で最も日が短い日のこと。
この日に、かぼちゃを食べ、ゆず湯に入ると、一年を健康に過ごせると言われている。
七草然り、恵方巻然り、日本にはそういう習わしがいくつか存在する。

冬至は、だいたい毎年12月22日。
太陽の動きが、暦とたまにずれて、23日の時も、何年かに一回ある。

が、かぼちゃは、ウリ科で基本的には夏に収穫する作物。
北海道の様に涼しい場所で育てることで、秋もお召し上がりいただけるようになっていたが、冬まで持つかぼちゃは、十年位前まで、国産ではなかった。
唯一、大雪かぼちゃこと、雪化粧と言う白皮のかぼちゃだけが冬至まで日持ちすると、先輩方から習っていた。
しかし、温暖化の影響もあり、雪化粧は、作りにくい品種になり、もはやあまり農家さんが好んで作る品種ではなくなってしまった。

技術や品種改良が進み、最近では黒皮(=緑と言うか普通の皮の色)のかぼちゃでも12月まで日持ちする品種がいくつか生まれ、りょくけんではその品種群を販売している。
でんぷん質が糖化し、甘みに変わる代わりに、ホクホク感よりも、ねっとりした食感にはなっているが、とても甘くて美味しい。

りょくけん松屋銀座店では、クリスマスウィークではあるものの、かぼちゃの煮物をおつくりし、今日は販売している。
昆布、醤油、本みりん、黒砂糖、塩。

とても基本的な調味だけれど、ほっとする味に仕上がっている。

先ほど首都高速を車で走っていたら、まだ昼過ぎだというのに、日の光が、なんだかもう夕方のような西日の色に変わっていた。
一年で最も夜の長い冬至。
家で作るもよし、りょくけんのかぼちゃの煮物を食べるもよし。

1年の健康を祈願して。

■かぼちゃの煮物 100gあたり 454円(税込)

そうそう、ゆず湯も入りたいところ。
徳島の、本当に、運転するのが怖い道の先にある山の上で育った、とっておきのゆずが入荷しているので、合わせてどうぞ。