本日はツキイチマルシェ出店の日。
マルシェ単体で採算をとるのは実は難しい。
それでも出店するのは、りょくけんの知名度アップのため。
松屋銀座と同じ中央区で絶対的なくだもの屋、野菜屋になりたい。
でも、しばらく出店していなかったから、今、仕切り直しの段階。
自宅から、勝どきの月島第二児童公園はまあまあ近い。
電車を乗り継ぎ、月島駅から徒歩10分くらい。
今回は、荷物が多かったので、徒歩がきつかった。
先月、11月の売上が良かったから、好きなりんごをたくさん納品させた。
みかんを中心に、柑橘も多くなってきたので、みかんも。
太陽のマルシェの今回のテーマがクリスマスと言うことで、クリスマスカラーのキウイ”レインボーレッド”も。

シルバーべルという西洋梨も納品させるつもりだったが、農家さんとの価格交渉が折り合わなかった。
この辺りは難しい。

10時オープンには、店の準備が少々間に合わなかったけれど、早々にお客様が来てくださった。
「先月も買ったんですけど。」
嬉しい一言。
でも、
「あ、そっか、現金のみでしたよね?どうしよう、1万円札しかない。お釣ありますか?」
「あります!あ、いや、まだないか…」
釣銭のお札部分を用意しておくのをすっかり忘れていたのを、思い出してしまった。
しくじった。
「じゃ、他で買い物して崩してから、また戻ってきます。」
有難い話だ。
深々と頭を下げた。

先月に比べ、少し集客が悪い。
風の冷たい日で、曇り。
お出かけ日和ではない。
少し経ってから、立地も、前回よりあまり良くないことに気づいた。
表の広い通りから3列目と後方なのと、なんとなくB面=裏側だった。
この辺りは、太陽のマルシェの事務局のさじ加減なので、何とも言えない。
ご用意した試食は、ふじ、青林、名月、はるか。
スタンダードのふじ、思い入れの強い青林。
次に思い入れの強いはるか。
人気の名月。
ただ、自分で食べてみても思ったけれど、メリハリのない試食郡になってしまった。
全部、甘いのだ。
ふじと何かを食べ比べていただき、その反応を見つつ、次の試食をお渡しするようにしてみた。
有難いことに、試食の効果は高かった。
そうすると波もできて、連続して接客するように。
閑散と繁忙を繰り返す一日だった。
寒くて(実際、お客様がいない時は本当に寒い)、肩を回したり、その場でジョグしたりしていたら、向かいのお店の方から、
「これ使って!」とホッカイロを差し出された。
有難いのだけれど、遠慮してしまった。
とっさの所作であり、あまり理由はない…。
わざわざを来てくださったのに、申し訳ない気持ちになった。
人の行為には甘えれば良いのに…。
10月に復帰して3回目のマルシェ参加。
「先月も来てたよね。」
「来月も来るの?」
「ここ、ここ。ここで前回買ったのよ。」
「銀座にあるよね。スタンプも集めてるから。」
嬉しい言葉が続く。
「りんごも、高くなったねえ。」
ドキッとした。
12月のりんごのラインナップは青森が中心。
青森のりんごは、現在、高騰の一途をたどっているのだ。
農家さんが減り、りんごの栽培面積が減っている。
りんごの収穫量全体が減っているため、高騰している。
量販店を見ても、3~4年前の1.5倍くらいになっている。
本当、厳しい時代になってきた。
ひときわ寒くなってきた15時。
そこから1時間で、12月のマルシェは店じまい。
周囲のお店もさーっと片付けが始まった。
ここから、先月は伸びたので、片づけながら少し待ってみたが、今月はそうでもなかった。。
これも、3列目後方の裏側の立地が影響しているのだろう。
もう少し、入口に近ければ、遠くから目にした方が、入ってきてくださったかもしれない。
そこは、少し残念。
来月は10日土曜日の予定。
申し込んではいるけれど、まだ結果は出ていない。
反省点は、試食のラインナップとキャッシュレス決済か。
キャッシュレス決済は、月単位あるいは、決済都度で手数料がかかる。
ツキイチのマルシェ参加だと、二の足を踏む。
まあ、善処していきたい。