りょくけん東京

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子噺 社長日記

四男がインフルエンザに罹患すると、

「38.4度まで上がったから明日朝、仕事を早退して医者連れてってくる。」

帰宅すると妻から、四男が発熱したことを伝えられた。
妻の仕事は、変則で、朝番だと朝5時に家を出て行くし、遅番だと13時過ぎに出て行く。
翌日は、早めに帰ることができるそうで、その言葉に甘え、私は妻が帰ってくるのを待って、店舗に出勤した。

その後、インフルエンザA型だったことを告げられた。

学校は1週間休まねばならず、翌週の半ばまで自宅療養。

土日はたまたま妻がお休みだったからなんとかなったものの、月~水はなんとかしなくてはならない。
話し合い、お互い会社の同僚と相談し、月曜日は妻が早退、火曜日は私が在宅勤務に、水曜日は、午前中は妻が看て、午後はできるだけ私が帰って看ることになった。

妻はなんだか知らないが、こういう時に、まったくうつらない。
母は強し、だ。

私は結構かかるので、自主隔離。
四男には悪いけれど、見守りつつ、距離は保った。

月曜日は何とかなったのだけれど、店舗のスタッフさんから、発熱して休みたいと連絡があった。
普段なら、私が代わって出勤するところだが、火曜日にあった会議も月曜日にずらしてもらっているし、四男のこともある。
泣く泣く、充足していない中で、店舗は回してもらうことにした。

翌日。
在宅勤務でPCに向かって仕事をしていると、別の店舗スタッフさんから入電。
明らかに動揺しており、ご実家で緊急事態があり、お休みしたいとのこと。

店舗の人出は充足していない。
スタッフさんの遅番と早番を調整し、それでも足りなくなる昼の二時間と夜の締めは、自分が埋めることにした。
7歳の四男を家に一人残して。

いや訂正。
17時ごろには、長男も次男も、三男も帰ってくるので、少し安心になる。

妻の職場でも社員の1/3の方がインフルエンザに罹患したそうで、なんだか少し絶望的な気持ちになった。

少し気が楽だったのは四男は、もう二日目からは元気で、家の中を飛び回っていたことか。

が、、、帰宅してきた長男が、青い顔をしている。
「頭が痛い。熱もある。」

長男は受験生。

自己隔離と言うか、部屋にこもって勉強しているし、普段から7歳の四男とはあまり接触がない。

四男の隔離期間最終日。
朝から長男は病院に行き、インフルエンザは陰性で、どんどん回復していった模様。
若いって羨ましい。

午後は私が早めに帰り、面倒を見る予定だったが、色々あって、16時半にやっと帰宅。

長男がいることにまずは驚いたが、必死に帰ってくる必要もなかったのかと、少しだけ愕然とした。

インフルエンザ罹患。

本当に、どこのご家庭も大変だ。