「5 dollars for kiwi???(キウイが5ドル?)」
大きな声で外国のお客様が話すのが聞こえた。
銀座は観光地なのか、外国の方が多い。
アメリカで言えば、ニューヨークのフィフスアヴェニュー。
イギリスであれば、ロンドンのナイツブリッジか。
そういえば、前職のユニクロがロンドン初出店を成し遂げた際、
応援でメインに入ったのは、ナイツブリッジ店だった。
ロンドンは人種の坩堝で、同時に、強い階層社会なんだと強く感じた期間だった。
働いている方は、留学生か移民のお子さん。
店長クラスのマネージャーには、現地の方が就いていた。
やや郊外のお店のオープン前だったので、一回だけ研修の講師として参加したら、
今度は、高校生くらいの現地の方ばかり。
でも、真剣に聞いてくれた。
話を元に戻そう。
キウイが5ドル?と叫ばれたことに、はてなが二つあったからだ。
レインボーレッドキウイは、種の周りに赤みが差し、間違いなく美味しいキウイだ。
ただ、栽培が難しく、小玉傾向であることから、収穫が少なく、高価だ。
だとしても、アメリカやヨーロッパではインフレが続き、物価が高いと聞く。
5ドルと言う金額がそんなに高いのだろうか。
それよりも驚いたのは、税込みで1188円という金額に対して、ドル換算が5ドルだと言われたことだ。
私の感覚では、1ドルは100円前後。
安い時には79円だった。
5ドル=1188円ということは、1ドル=200円以上ということ?
そんなに円安の印象なのか…。