アボカドの生育状況を農家さんにヒアリングしている。
アボカドは、「違う。」と言う人もいるが、私は隔年結果する植物だと思う。
(もっと言えばすべての果樹が、多いか少ないかの差はあっても隔年結果するような気もする)
昨年は不作だった。
2025年、今年は表年で、とれる年だと思う。
愛媛は「去年よりは取れると思いますよ。」
和歌山は「まだこれからやけど、とれると思うで。」
どちらの産地も今はみかんで忙しいので、残念ながらアボカドどころではない。
輸入もののアボカドと違い、国内で生産されるアボカドは熟度が高い。
それゆえ、コクだったりクリーミーさが違う。
早生のベーコン種が11月中下旬。
フエルテがそれに続き、12月はピンカートン。
うまく行けば1月も収穫できる年がある。
ベーコンは皮が薄くて、やや小ぶりだけれど、濃厚。
晩生のピンカートンは大玉傾向で、最も濃厚で食味が良い。
ただ、遅くまで生らせるため、リスクが高く、12月に寒波が来ようものなら、収穫が0になることも、何度もあった。
今期は、たくさんの方に、国産アボカドの美味しさを味わっていただけますように。